うたかた日記

ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし  鴨長明『方丈記』

『麒麟がくる』第17回

頭の固い男達は刃を交える道しか解決法を見いだせず自滅していき、頭を使う光秀だけが希望として逃された。先週から続くこの流れは山場のひとつだと思うのだけど、なぜか印象が薄い(高政、ナレ死だし)。そもそも戦いの意義が見いだせない、壮大な親子喧嘩で命を落とす部下達。意味がわからない。なにこれ戦犯は脚本?構成?役者?

今回の総括:

1)帰蝶が写経していたのは直虎オマージュの観音経

2)河原での戦い、単騎で突っ込む道三は川中島の戦いを想起させる

3)山形の上杉祭りに行きたくなった、けど…コロナめ!

水無月

昨日は夏至なのに水無月(和菓子)をフライングで食べてしまった。

私の和菓子始めは学生時代に食べた水無月。京都で一人暮らしを始めて和菓子を買う精神的余裕を持てたのが6月だったのだと思う。そろそろ汗ばむ季節に氷を模したお菓子を食べる不思議が私なりの京都の洗礼。

本来は夏越の祓に食べるので、30日にまた買ってこなくては。

夏至日蝕水無月、とても盛りだくさんな一日でした。

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画像は「とらや」公式から拝借

 

『麒麟がくる』第16回

美濃を二分する戦になるかもしれない中、それぞれの思惑で迷走する美濃家中。

十兵衛(光秀)の高政に向ける冷ややかな目がこの先を語りすぎている。

でも最後の「敵は、高政さま!」が切ない。敵の大将でも呼び捨てできない、私怨ではない、それでも殺し合わなくてはならない。切ない。

それより駒が百戦錬磨の悪女であることを確信。別に悪事をたくらむわけではなから悪女じゃないけど必要なら男に手も握らせるし胃袋も掴むよ、確信犯だよ。今後の活躍を大いに期待している。

読書のタイミング

レ・ミゼラブル」が「ああ無情」で、「モンテクリスト伯」が「巌窟王」で。

どちらも読んだし号泣したしミュージカルも観たのに「主人公、どっちがどうだっけ、いっそ同一人物じゃない?」って未だに混乱している。

読み直せばいいんだけど、なんとなく母校の図書館の窓に近いあの席でしか読みたくない。窓下の本棚に並んでいた古い文庫本の列。いや、読み直せないのはあの場所で読んだ時と同じ感動は二度と戻ってこないということを確認したくないせいもしれない。本には読むべき時期というものがあるのだ。

編み物の弊害

表編み、裏編みを延々と繰り返す「かのこ編み」でクッションカバーを2枚編みました。右手首のガングリオン疑惑は編み物をしばらくやめたら治まったんだけど、編み針があたっていたところに手相が一本増えてる気がする。感情線の下に線というか赤い跡みたいな…恐!

麒麟が来ない

麒麟が来る』が今週から休止(コロナ禍とエリカ禍で撮影が滞ったため)

大河スペシャルをやってるけど番組表のタイトルが「麒麟が来るまでお待ちください」になってる、上手いな。

ロシアな朝食

ロシアの家庭料理ブリヌイを作ってみた

見た目は期待した通りだけど、いかんせん食べたことがないので正解が分からない

食感はしっとり柔らか厚めのクレープという感じ

サラダ、チーズ、蜂蜜の組み合わせはどれも美味しかったけど、とりあえず蜂蜜との相性がベスト。今度「京都キエフ」に行ったらブリヌイたべてみよう

だーかーらー、コロナめ〜!

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初ブリヌイ