うたかた日記

ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし  鴨長明『方丈記』

『麒麟がくる』第16回

美濃を二分する戦になるかもしれない中、それぞれの思惑で迷走する美濃家中。

十兵衛(光秀)の高政に向ける冷ややかな目がこの先を語りすぎている。

でも最後の「敵は、高政さま!」が切ない。敵の大将でも呼び捨てできない、私怨ではない、それでも殺し合わなくてはならない。切ない。

それより駒が百戦錬磨の悪女であることを確信。別に悪事をたくらむわけではなから悪女じゃないけど必要なら男に手も握らせるし胃袋も掴むよ、確信犯だよ。今後の活躍を大いに期待している。