うたかた日記

ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし  鴨長明『方丈記』

『麒麟がくる』第12回

1551年。1528年生誕説をとるなら23才の、どう見ても一回り老けてる十兵衛。

さて、美しくありがたい将軍義輝さまに思いを巡らせつつ、なぜか突然嫁取りに乗り気になる十兵衛。明智家の仲良し義姉弟(光秀母と叔父)から話があったにしても煕子さんの肝が据わりすぎててこっちは置いてけぼりになりそう。

ところで秀満(左馬助)ってなんであんな素直な敬語キャラなの?父が家督を継いでる今なら明智家では十兵衛より上位な気がするけど、素直すぎて今後が心配になるよ。

 

煕子さん以上に肝の据わった帰蝶は信秀と秘密の会話。信秀が「下がって信長に伝えろ」というように手を動かしたので多分悪い話ではないと思うけど、帰蝶(の中の人)の表情演技では視聴者は読み取れないよ……

さて、鷹の爪の毒事件ですが、家臣に不人気なのを気にしてる(かわいいな)道三は大激怒。でも白々しく見えるので、これは道三の自作自演なのか中の人の演技力不足なのか悩むところ。

てっきりフラグかと思ったら回収されないままだし、このドラマでは起こる事件は素直に観ていた方がよいのかもしれない。