うたかた日記

ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし  鴨長明『方丈記』

『麒麟がくる』第13回

1552年から1553年、どんどん行きますよ。なにしろ放送開始から遅れてるからね。

冒頭から落ち着かない光秀(十兵衛)は道三(利政)に直談判。「戦はしとうない。おだやかに美濃は出て行っていただく」「おだやかに?」嘘つき道三に疑惑の光秀。

余計なちょっかい(毒殺)掛けて十倍返しされる土岐頼芸さま。今度は可愛い鷹を大虐殺されるわきな臭くなるわで美濃を逃げ出すはめに。人間、つまらないことはしないに限るね。陰険なはかりごとで引っかき回そうとするわりに結局いつも痛い目に遭わされる頼芸さま、小物感が嫌いではなかった。これで退場は残念です。

帰蝶は砂金で太夫の顔をはたき300丁の鉄砲隊を調達させるけどそこまでする必要があったのかどうか。どうせ遠目なんだから鉄の棒でも持たせておけばいいのに。