うたかた日記

ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし  鴨長明『方丈記』

『麒麟がくる』第11回

主君とその若君に翻弄される光秀(十兵衛)、今度は帰蝶と信長にまで便利に使われて不憫すぎる。光秀って結局最後まで有能な小役人のごとくズルイ上司に振り回され続けるんだろうな。そんな十兵衛を始めて労り評価し動いてくれた将軍義輝様。よかったね十兵衛!

もう一人の翻弄される竹千代君(家康)は今川に送られますますボッチ感が強まります。大人は「しばらく待て」と簡単に言うけど子供にとって「しばらく」ほど遠いことはない。うちの姪なんて「いつか」=「明日」だったよ。伯母さん大変だったわ。