うたかた日記

ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし  鴨長明『方丈記』

豪雨

50年に一度の豪雨。「100年に一度のワインの出来」の翌年「50年の一度のワインの出来」がくるご時世、なにをもって50年とするのか。

2020年は人災と天災続き。1月からコロナ禍、この梅雨は豪雨で九州をはじめ河が氾濫し土地が流され人が苦しんでいる。一昔前なら元号を替えて遷都するレベル。

どんなに予防しても注意しても天災のパワーがそれを上回ってしまえば人間は無力だ。落ち着いてから回復に尽力するしか手はない。でもこれ以上の人災だけは勘弁。人災の主な引き金は愚かさと強欲、ひかずにすむはずの引き金だから。