祝!ノーベル化学賞受賞
紅白歌合戦の審査員席で久しぶりに拝見したので、昨年10月の話ですが吉野彰博士の話など。
ちまたで可愛いと呼び声が高い吉野彰博士が2019年のノーベル化学賞を受賞されました。NHKの雛壇インタビューではインタビューはノーカット推奨派 可愛いどころかハキハキした質疑応答ぶりにあっという間の1時間。
「リチウム電池は1995年のIT革命で日の目を見た。それまでは売れなくて真綿で首を絞められる心地」なんて企業研究者ならではの気苦労を語る博士。
途中で安倍総理と萩生田文科大臣から電話があったのだけど、総理の一方的な長話(吉野氏は「はい、ええ」しか口を挟めず)と、文科大臣の「お取り込み中でしょうから」と断りつつの短い会話の対比が印象的すぎてネタかと思った。
ちなみに総理電話は完全な無音状態。大臣の会話は最初の保留音から丸聞こえ。
総理の電話、音漏れ防止機能が完璧すぎる。
博士の座右の銘は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」だそうだが
垂れるほど実が詰まってない我が身をちょっと反省した。
せめて御推奨のファラデー著『ロウソクの科学』でも
読んでみようと思う。年末はきっと書店で平積みになっていたに違いない。
このカシオミニを賭けてもいい。(エロイカ懐かしい)